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資金調達しながら新商品が売れるかどうかを判断しPRする方法とは?

本日のPRステーションの記事は「お金をもらいながら新商品が売れるかどうかを判断しPRする方法とは?」という内容でお届けいたします。

「そんなうまい方法があるのか?」と思われるでしょう。

これがあるんです。

先に答えを書きますね。

答えは「クラウドファンディング」を利用することです。

「クラウドファンディング」という言葉を聞いたことがある人は多いとは思いますが、ご存じない方のためにこの意味を「ウィキペディア」より引用してご紹介します。

クラウドファンディング(英語: crowdfunding)とは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを意味する。クラウドファンディングは防災や市民ジャーナリズム、ファンによるアーティストの支援、社会・政治運動、ベンチャー企業への出資[5] 、映画[6] 、フリーソフトウェアの開発、発明品の開発、科学研究[7] 、個人・事業会社・プロジェクトへの貸付など、幅広い分野への出資に活用されている。

クラウドファンディングという言葉を一般の方にも広く知らしめることになったきっかけは、2016年にお笑い芸人であり、絵本作家のキングコング西野亮廣氏が、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で自身の絵本「えんとつ町のプペル」の個展開催費用を調達したニュースではないでしょうか?

調達した額は約4000万円でした。

また、2018年には吉本興業と西野氏が創ったクラウドファンディングプラットフォーム「SILKHAT」を利用し、「えんとつ町のプペル美術館設立」費用を調達しています。

その額は62,561,500円でした。

西野氏はこれまでクラウドファンディングを活用し2億円以上を集めています。

凄い額ですよね。

融資を受けた経営者の方なら、2億円を金融機関から調達することがいかに大変なことかということがお分かりだと思います。

また、金融機関から借りたお金を返済する場合には、当然ながら利息をつけて返すことになります。

これが会社の経営に負担を強いることになりますが、クラウドファンディングで調達したお金は、募集方法によっては返金の義務はありませんし、利息がつくこともありません。

こういった側面を見ると、金融機関からお金を借りるよりも、クラウドファンディングプラットフォームで資金を調達することの優位性が如実にわかります。

【※クラウドファンディングには、大きく分けて「All or Nothing型」と「All In型」の2つがあります。
「All or Nothing型」は、設定した目標金額に届かなかった場合、それまでに集まった金額の全てを返金する仕組みです。「All In型」は、目標金額に届かなったとしても、それまでに集まった金額を受け取ることが可能です。】

新商品の企画・開発・販売の際にはクラウドファンディングを視野に

企業が新商品を企画・開発・販売する際に立ちはだかる問題を大雑把に書けば、次の3つになるかと思います。

1.事前のニーズ予想をするためのマーケティング調査費用
2.商品の制作・製造費用
3.商品を販売するための広告・広報・PR費用

クラウドファンディングプラットフォームを活用すればこれら3つの問題を一気に解決できる可能性があります。

まず、2番目の「制作・製造費用」に関しては、先ほどご説明をしましたので「1」と「3」についてご説明します。

事前のニーズ予想をするためのマーケティング調査費用について

多くの企業では、商品を企画・開発・販売する前に、その商品に「ニーズがあるのか、ないのか」を判断するためマーケティングリサーチを行います。

しかし、実際のところ「ニーズがあるかどうかは、フタを開けてみなければわからない」というのが本当のところです。

実際に販売してみないと、本当に「ニーズがあるかどうか」ということはわからないことの方が圧倒的に多いわけです。

市場のニーズを正確に読み解くことは困難です。

「この商品は絶対にいける!」「売れる!」と社内で勝手に盛り上がっていても、いざ市場に投入してみると「サッパリ売れない」ことはざらにあります。

しかし、クラウドファンディングプラットフォームを使うことによって、このニーズがある程度予測することができるようになります。

なぜか?それはとても簡単な理由です。

潜在顧客にニーズが無い商品であれば、資金を援助してくれる人の数が増えないため、資金が集まらないからです。

商品を販売するための広告・広報・PR費用について

ご存知のように商品を口コミだけで販売することは至難の業です。

販売店の店頭に置いてもらい、「口コミでじわじわと売れるのを待つ」というやり方もありますが、不確実があまりに大きく開発費用を回収するのにも時間がかかりすぎます。

カリスマYouTuberが偶然、動画で「商品を使ってくれた」などのラッキーな出来事が無い限り、広告を出稿したり広報・PR活動を行わなければ商品の存在を世の中に告知することができません。

しかし、クラウドファンディングプラットフォームを利用することで「広告・広報・PR」の3つを同時に行うような効果を得ることが可能です。

クラウドファンディングプラットフォームに登録することで、多くの人の目に触れる機会を得ることができます。

企画・販売しようとしている商品がユニークでニーズがあり、その商品にかける想いや熱意が伝われば、プラットフォームを観ている人が、SNSでその商品に資金を出したことを投稿することもあります。また自分の周りの人たちにも伝えていくことでしょう。

また、クラウドファンディングプラットフォームに掲載される商品は市場に出回っておらず、ユニークな発想がベースになっていることが多いため、テレビ局などのマスコミ受けも良いようです。

一例をご紹介すると「REON POCKET」という商品があります。

これは、本体を専用インナーウェアの首元にあるポケットに装着し、スマートフォンアプリで操作することで、本体接触部分の体表面を冷やしたり温めたりすることのできる、個人に合わせた温度設定が可能な新しいタイプのウェアラブルデバイスです。

この商品開発のプロジェクトがプラットフォームに掲載されたのは2019年7月22日です。

目標としていた金額は6600万円でしたが見事にその目標を達成しています。

このプロジェクトは地上波のニュース、情報番組、雑誌インターネットニュースなど、多くのメディアにとりあげられました。

その数は6日間で約430件の媒体にも上ったそうです。

すごい数でよね!

いかがでしたでしょうか?

これから企画・開発しようとしている商品にユニーク性があり、そしてそこに傾ける情熱があるのであればクラウドファンディングプラットフォームを利用しない手はないと思います。

また時間がある時にプラットフォームを覗いてみるとおもしろいですよ。

「これはいいアイデアだなぁ」と思える実にユニークな商品やサービスが並んでいます。

個人的に私が今注目しているのは、次の商品です。

https://www.makuake.com/project/eyecure/

パソコンを見続ける仕事をしていますから、どうしても目に負担がかかってしまうんですね。

疲れた目を癒すのには目を温めるのが一番ということなので、今まで蒸しタオルを作って目を温めていました。

だけどこれって結構めんどくさいんです。

しかし、この商品があればいちいちそういう面倒なことをしなくても済みそうなので楽しみです。

今日は以上となります。

ありがとうございました。

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