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広報・PRに使える?ネーミングライツの売買サービス他1記事

ネーミングライツという言葉をご存知でしょうか?

ネーミングライツとは「公共施設の名前を付与する命名権と、付帯する諸権利のこと」をいいます。

具体的には、スポーツ施設などの名前に企業名やブランド名をつけることや、公共施設の命名権を企業が買うようなケースです。

例えば、Jリーグの試合でよく利用される「味の素スタジアム」をご存知でしょうか?

この味の素スタジアムの本名(?)は東京スタジアムと言います。

東京都と京王電鉄などが出資する第三セクターの株式会社東京スタジアムが指定管理者として運営管理を行っていて、日本プロサッカーリーグに所属するFC東京と東京ヴェルディの2クラブがホームスタジアムとして使用しています。

2003年3月1日から、味の素がネーミングライツを取得して「味の素スタジアム」という呼称で親しまれていますね。

日本では2003年3月に、東京スタジアムが日本の公共施設としては初めてネーミングライツを導入しました。

その後は、他の公共施設などで広まり、現在では多くのスタジアムや文化施設などでネーミングライツが導入されています。

【出典:PayPayのサイトより】

また、昨年の11月にスマートフォン決済サービスを提供するPayPayは、福岡ソフトバンクホークスが管理する「福岡ドーム」のネーミングライツを取得したことが話題になりましたね。

今シーズンから、長年親しまれてきた「福岡ヤフオクドーム」から「福岡PayPayドーム(PayPayドーム)」に変更し使用しています。

このネーミングライツを売買するマッチングサイトを立ち上げたのが株式会社ザイグー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:名取 秀起氏)という企業です。

さまざまなネーミングライツを誰でも手軽に販売・購入できるネーミングマッチングサービス「namee」を開発し、2020年11月5日(木)からサービスを開始しています。

サイトをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

現在出品されているネーミングライツの売買を見てみると、ユニークなものがありますね。

例えば、銚子電鉄「銚子駅」駅名のネーミングというものがあります。

銚子電鉄は、千葉県の銚子駅と外川駅とを結ぶ銚子電気鉄道の鉄道路線で、全線が銚子市内にあり、関東地方の最東端である犬吠埼の近くを通ります。

実にほのぼのとした電車で、ここ最近はいろいろなマスコミに取り上げられていて、その知名度は全国的なものになっていると思います。

最近ではこの銚子電鉄をモチーフにした映画「電車を止めるな」が話題になりました。

さて、銚子電鉄「銚子駅」駅名のネーミングとはどのようなものなのか?

下記に「namee」から転載してご紹介します。

J R銚子駅ホーム内にある、駅名掲示にお好きな名前をネーミング!!
銚子電鉄始発駅になんでもアリのネーミング!!
こんなことってアリ??
お好きなネーミングを表記させていただきます
もちろん、ネーミングを購入いただいた方のネームで車内放送「次は、○○ 銚子駅〜」も行います!

これは銚子市に根ざした企業の広報・PRにはもってこいの手法ではないでしょうか?

サービスが開始されてまだそれほど時間が経っていませんので、出品されているネーミングライツはそれほど多くありません。

しかし、これから伸びていくことが予想されますね。

アイデアをひねってこのサービスをうまく使えば、面白い広報・PRができる可能性があると感じます。

このサービスの今後の動向を見守っていきたいと思います。

ゴミ拾いで選挙に当選!?

選挙で当選するためには、「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」の3つのバン、そして、PR・広報力も必要になってきます。

しかし、そういったものを持っていないにも関わらず、10月25日に行われた茨城県つくば市の市議会議員選挙で4218票を獲得し、つくば市議選に3位で当選した女性がいます。

その方のお名前は「川久保皆実(みなみ)さん」

川久保さんには、1歳と3歳の子供がいらっしゃいます。そして、弁護士でもあり、企業の社長も務めるというマルチに活躍されている方です。

この方の選挙運動が実に興味深いんです。

川久保さんは、従来型の選挙運動を行わず、基本方針として、次の3つの方針をたてました。

1.仕事と育児を犠牲にしない
2.他人のお金に頼らない
3.既存のやり方にとらわれない

また、後援会も組織せず、街頭演説や街宣車でのPR活動も行いませんでした。

その理由は「選挙運動のやり方自体を変えたかったから」ということ。

かなり異色な感じですよね。

川久保さんがとった行動はホームページの立ち上げ、FaceBook、Instagram、Twitterを始めたこと。

そして実にユニークなのが「ゴミ拾い」

【写真はイメージです。ご本人とは関係ありません】

選挙の告示から1週間の選挙運動期間中には、「街頭演説はしない代わりにゴミを拾います」と宣言。

そして、名前入りの候補者タスキを付けて、市内の公園などでゴミ拾いをしたそうです。

そんなゴミ拾いをしている川久保さんを見て、心配して声をかけてくれる有権者もいたとか。

川久保さんの得票数は「4218」でした。2位で当選した方の得票数は「4311」ですからその差は僅か「93票」です。

「ゴミ拾い」が当選の大きな要因だったのかは不明です。

しかし、ゴミ拾いをする姿を見て感銘を受けた人は多いのではないでしょうか?

このことが記憶に残り、投票所で彼女の名前を書いた人がいたことは容易に推測できます。

ここ数年、企業のCSR活動(社会貢献活動)が注目を浴びています。

日本企業の多くが取り組んでいるCSR活動は「環境保護」です。その内容は、環境汚染の防止・生物の保護・植林活動などが中心のように感じます。

これらの活動には多くの費用が必要なことも多く、中小企業ではなかなか予算を割くことが難しいでしょう。

しかし、ゴミ拾いだったらどうでしょうか?

会社の近くの路上や、公園のゴミを拾うことも立派な社会貢献活動ですね。

またこれを継続していけば企業のPR活動にもつながるでしょう。

「たかがゴミ拾い」「されどゴミ拾い」ですね。

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