暑い日が続いていますね。
お盆が明けても連日、気温35度以上の猛暑日が続き、寝苦しい夜が続いています。
この暑さは9月になっても続くとの予報が出ています。いやぁ~早く涼しくなって欲しいものです。
さて、この暑さ甘く見ていると大変なことになるのはご存知ですよね。
そう、あの熱中症になってしまう可能性があります。熱中症は死に至る可能性があるとても怖い病気です。
近年、熱中症搬送者数が著しい増加傾向にあり、国としてもその対策に乗り出しています。
環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、新たに、令和2年7月1日~10月28日に「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を、関東甲信地方において実施しました。
これを受けてなのかどうかはわかりませんが、昼間テレビを見ていても熱中症に関する情報が常に画面の左側に表示されているようになりました。それほど熱中症患者の増加は深刻な状況なのでしょう。
そこで今日は、熱中症患者の増加に歯止めがかかるように、微力ながら熱中症対策グッズ&キャンペーンをご紹介します。
プレクーリングを手軽に行えるアイスバッテリー
猛暑の日は、なるべく外に出るのを控えるというのが基本ですが、外で仕事をしなくてはいけない人、またスポーツ選手などはそうは言っていられませんよね。
特に学生野球を代表とするアウトドア系スポーツ選手においては、どうしても炎天下の中で練習や試合をすることになりがちです。これって結構危険を伴うんですよね。
国立環境研究所によると、中高生では熱中症が運動中に発生する割合が3割以上と最も高く、死亡者数1位は野球部、死亡率1位はラグビー部だそうです。
確かに野球の練習って、どんなに暑い日であっても短パンと半袖Tシャツでは練習できないですから過酷ですよね。
実際にあった話ですが、私が高校生の時、仲の良かった野球部の部員は熱中症で倒れて2日間ほど入院しました。
幸い命を失うことはありませんでしたが、倒れた時は意識もなく、体がピクピクと痙攣していて、人間のそういった状態を初めて見て私は、呆然と立ち尽くして数十秒間なにもできなかったことを覚えています。
また、暑さは選手の命以外にも競技のパフォーマンスに大きな影響を与えます。スタミナや集中力も落ちてしまいます。
そこで近年注目を浴びているのが「プレクーリング」というもの。
聞いたことあるでしょうか?
プレクーリングとは、運動前・中・後に手のひら、ほっぺ、足のうらから身体全体を効率良く冷やすことを言います。
これを行うことで、体温の異常上昇を抑えることによる熱中症予防と、リフレッシュ効果による集中力・判断力・持久力の低下を抑えパフォーマンス維持が期待できるそうです。
そこで、松浦工業株式会社(大阪市)は、プレクーリングを手軽に行える「体感15℃ 手のひら冷却 アイスバッテリー(R)fresh」を発売しました。
【出典:松浦工業株式会社運営の楽天市場のサイトより】
これは持っているだけで熱中症の予防になるという優れモノです。便利ですよね!
熱中症や脱水症の予防は「手のひら」とも言われているそうで、掌が冷たさを感知すると体温が下がるのが早いそうです。
米スタンフォード大学の研究では、動脈を冷やすより、掌を冷やす方が1/3の時間で深部体温を下げる効果があることが判明したとのこと。
アイスバッテリーを握っていれば、掌を15度前後に維持してくれるそうです。使い方は簡単で使用する前日に冷蔵庫で冷やすだけ。
自分は体温を下げるには、冷たいものを頸動脈に当てるのが最良の方法だと思っていました。
これからは掌に冷たいものを当てようと思います。
アウトドアスポーツを行う人は試してみてはいかがでしょうか?
#熱中症ゼロへ2020キャンペーン
一般財団法人日本気象協会は、7月27日(月)より、熱中症の予防啓発を互いに呼び掛けることで、暑さ対策グッズの抽選に応募できる「#熱中症ゼロへ2020キャンペーン」を開始しています。
これは同協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトの一環です。
応募方法は、8月24日(月)13時までに、プロジェクトの公式Twitterアカウント(@netsuzero)をフォローして、周りの人に熱中症の予防・対策を呼び掛けるつぶやきを投稿すると、本プロジェクトオフィシャルパートナーが提供する暑さ対策グッズが、毎週の抽選で総計232名様に当たる内容です。
【出典:一般財団法人日本気象協会のTwitter投稿より】
Twitterの持つ拡散力をうまく使ったキャンペーンになっていますね。
公式アカウントをフォローしてから、ハッシュタグを付けてつぶやきを投稿し拡散させる手法は今ではすっかり定番になりました。
さて、抽選でもらえる対策グッズは下記の写真の通りです。
【出典:熱中症ゼロキャンペーンサイトより】
自分の周りもそうですが、熱中症を甘く見ている人が凄く多いです。
しかし、熱中症は命にかかわる病気です。まだまだこの暑さは続きます。各自が自覚をもってしっかりと予防対策を講じていきたいものですね。