今や、広報・PRのツールとしてすっかり定着した感があるYoutube。
以前、このブログでもYoutube動画をTwitter・インスタグラムなどのSNSを使い拡散させる方法について書きました。
しかし、SNSを使った拡散方法は短期的には効果を生みますが、長くは続きません。その効果は短期的です。
コストと手間をかけた動画であれば、長期的に視聴してもらいたいですよね。
そのためには、Youtube動画に対し「SEO」対策を講じる必要があります。
ホームページに対してSEO対策を講じている企業は多いのですが、動画に対してはSEO対策を講じていないことが多いようです。
動画に対しSEO対策を講じておけば、長期的にわたってターゲット層に視聴してもらえる可能性が高くなります。
そこで、本日はYoutube動画へのSEO対策についてご説明します。
Youtube動画のSEO対策は大きく分けると次の4つになります。
- タイトル
- 動画説明欄
- タグ
- サムネイル
- 動画の冒頭箇所に掴みを入れる
それぞれについて説明します。
1.タイトルについて
★タイトルの冒頭に上位表示させたいキーワードを入れる
自動車ディーラーが、トヨタの新車レクサスの動画を上位表示したのであればユーザーは、Youtubeの検索窓に「レクサス」と入力し、検索する確率が高いので、タイトルの冒頭には「レクサス」というキーワードを入れます。
★動画内容を正確に表現する
タイトルと動画内容に乖離があると視聴者は動画を観ることを止めてしまいます。
動画の視聴時間は、SEOに関係がありますので、タイトルは動画の内容を正確に言い表したものである必要があります。
2.動画の説明欄
★冒頭に重要なことを記載する
検索結果には、動画の説明は2行しか表示されません。よってこの2行を読んだ際に「動画を観たい」と感じてもらわなくてはいけません。
動画の視聴時間同様、動画の再生回数は、検索順位に大きな影響を与えます。
よって、より多くの人に動画を観てもらう必要があるため、この説明欄の文章は非常に重要な役割をもっています。
★キーワードを含めるタイトルと同じく、上記表示させたいキーワードを含めます。
★関連動画、チャンネル登録など更に視聴に繋がるようなリンクを追加
説明欄にある「もっと見る」をクリックすると説明欄が広がります。
ここに自社の関連動画や自社のチャンネルへ誘導するリンクを記載しておきます。またSEOとは関係ありませんが、商品・サービスの販売ページへのリンクも記載しておくと、そこから商品・サービスが売れることもあります。
3.タグ
★上位表示させたいキーワードを設定
タグとは、YouTube のシステムに対し動画の内容を端的に伝えるためのキーワードのようなものです。
上位表示を狙うキーワードを設定するようにしましょう。ただし、「あれもこれも」と設定するのではなく、動画内容を正確に伝えるのに必要なタグのみ設定するようにします。
4.サムネイル
サムネイルとは、検索結果に表示される小さな画像のことです。
このサムネイルはタイトル以上に重要と言っても過言ではありません。
動画を観るかどうかを判断するとき、多くの人はタイトル以上にこのサムネイルを判断基準にしているのではないでしょうか?
動画自体の作成には手間がかかっていても、「サムネイルが適当だなぁ」と感じる動画はたくさんあります。
Googleが提供する、「YouTubeクリエイターハンドブック」には、「サムネイルは動画を宣伝する小さなポスターの役割を果たす」と書かれています。
5.動画の冒頭箇所に掴みを入れる
動画を再生してから数秒で、このまま見続けるかどうかを判断していると言われています。
動画の始まり箇所には視聴者の興味をそそるようなシーンを盛り込み視聴時間を稼ぐようにしましょう。
いかがでしたか?
映像制作会社は綺麗でかっこいい動画を制作してくれますが、SEOのアドバイスはしてくれないところがほとんどです。
せっかくコストと手間をかけて制作したYoutube動画です。
SEOをおろそかにしているのは非常にもったいないことです。
これを機会に動画のSEOをしっかり勉強したいという人は、次のサイトが非常に役に立ちます。参考にしてみてください。