国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が10月31日から11月12日までイギリスに於いて開催されました。
地球の温暖化問題が待ったなしの状態になっている中での開催だっただけに大きな注目を集めましたね。
多くの方がスピーチされましたが、個人的に一番印象に残ったのは、海面上昇により水没の危機にさらされている太平洋の島しょ国ツバルのサイモン・コフェ(Simon Kofe)外相が、太ももまで海に漬かって気候変動対策を訴える動画ですね。その一部が動画でご覧になれます。
いかがですか?ツバルに関する動画はこの他にもYouTubeに沢山アップされているので興味がある方はご覧になってください。
「地球温暖化により海面が上昇。その結果、海面に沈む国があるんです」と口で100回言うよりも動画を1回見るほうが説得力があります。
さて、気候変動のリスクを軽減するためには脱炭素が大きな命題なわけです。
世界に目を向けると、実に様々な取り組みがありますが、私達にとって一番身近なのはハイブリッド車や電気自動車ではないでしょうか?
国際エネルギー機関(IEA)によると、自動車、トラック、船舶、バス、航空機からの二酸化炭素は全世界の排出量の約4分の1を占めるそうです。
欧州連合(EU)はこれまでにガソリン車の販売を35年までに禁止する方針を打ち出しています。
これに関しては全世界の足並みが揃っているわけではないのですが、ガソリンで走る自動車がこの先無くなる運命であるのはほぼ確実でしょう。そしてこの波は、自動車だけではなくオートバイにも波及しています。
まあこれはある意味当然かもしれませんね。
自動車だけがカーボンニュートラルになって、自動二輪車だけが相変わらず化石燃料を使い排気ガスを出しながら走行していいという理屈は通るわけがないのです。
日本国内でも菅政権が発表した「グリーン成長戦略」で「遅くとも 2030 年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車100%を実現」するという目標が示されています。また、小池都知事は、2020年12月に都議会において、都内で販売される新車を2030年までに「脱ガソリン車」とする方針を表明した際、2輪車も2035年までに脱ガソリンを目指すとしています。
これを受けてEVバイク(電動バイク)普及イベント「EVバイクコレクションin TOKYO 2021」が12月4日、5日に東京国際フォーラムにおいて開催されます。
このイベントでは、EVバイクの展示や試乗だけでなく、お子様も楽しめる様々なコンテンツが用意されているようです。
どのようなEVバイクが展示されるのか。バイク好きの自分にとっては興味津々です!
しかし、オートバイが好きな人は、アクセルを吹かすときのあのエンジン音が好きという人も多くいます。電気で走るオートバイではモーター音しかしませんからオートバイに乗る喜びは減ってしまうかもしれませんね。
世界糖尿病デー
この記事を書いてる私の年齢は5●歳です。
この歳になると持病を抱えている人が多くなってきます。
私を含め、私の知人や友人の中にも持病を持っている人は多く、特に「糖尿病」「高血圧」「痛風」「脂肪肝」が多いように感じます。
さて、そんな持病の中でも結構厄介な病気が「糖尿病」です。この糖尿病は国民病の一つとも言われていて、全国で約2,050万人が「糖尿病が強く疑われる」または「糖尿病の可能性を否定できない」と推計されています。
単純計算すると、なんと国民の5、6人に一人は糖尿病の危険があるとされていて、深刻な国民病の一つに挙げられます。
世界的にみると、成人人口のおよそ9.3%となる4億6,300万人が抱える病気で、年間にすると500万人以上が糖尿病を引き起こす合併症(神経障害、網膜症、腎不全、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞等)などが原因で死亡しているそうです。
これは世界のどこかで、6秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となります。
これってすごい数ですよね。びっくりしました。
この状況を受けて国連は、11月14日を「世界糖尿病デー」と定め、糖尿病に関する知識の啓蒙・啓発活動を行っています。
なぜ、11月14日なのかというと、この日はインスリンの発見者フレデリック・バンティングの誕生日に当たるからだそうですよ。
当日は世界各地でブルーライトアップを灯す行事が行われました。
下記の写真はブルーライトアップされた「神奈川県庁」の写真です。
また、これを受け、日本国内でも各地で糖尿病の予防を呼びかけるイベント、シンポジウム、講演会等が開催されました。
糖尿病の初期は、自分でも気づくことが少なく、知らない間に症状が進行していることがあります。また、一度なってしまうとなかなか治らない病気でもあります。
この機会に「自分は大丈夫だろうか?」とチェックしてみることをお勧めします。
本日の記事は以上となります。
お読みいただいてありがとうございました。