今日は、SEO(検索エンジン最適化)に詳しくない人でも、簡単に使うことができるSEOツールをご紹介します。
オウンドメディア(自社運営のHPなど)を活用したPRが拡がっている今、広報部門でもSEOに関する知識や対応が必要になってきています。
SEO対策をコンサルタント会社に丸投げするのもいいのですが、簡単な指標くらいは自社でも確認できるようにしておいた方がいろいろと便利です。
今日ご紹介するのは、すべて無料で簡単に使えるものばかりをピックアップしているので、メルマガを読み終わったら、ご自分でも実際に手を動かして試してみてくださいね。
ではいきますよ。
■ホームページの順位を調べる
●SEO TOOLS
上位表示したいキーワードで、ホームページが何位に表示されているのかが確認できます。
キーワードは3つまで指定することができます。
ホームページの順位は、日々変動する物ではありませんので1週間に1度くらいのチェックでいいでしょう。
■キーワードの検索数を検索する
●aramakijake.jp
SEO対策しようとしているキーワードの検索数がどのくらいあるのかが確認できます。
検索数が、おおよそ500以下のキーワードである場合は、対策しても得られる効果が少ないことが多く、対策した時間が無駄になってしまうこともあるので注意が必要です。
■キーワードの調査をする
●related-keywords
http://www.related-keywords.com/
自社が「英会話スクール」を運営しているとします。
見込み客を、インターネット上にある自社のホームページから獲得したい場合、見込み客が検索エンジンになんというキーワードを入力しているのかを調査する必要があります。
普通に思いつくのは「英会話スクール」そのままズバリか「英会話スクール 品川」のように地名を加えたものでしょう。
また、授業の安い英会話教室を探しているのなら
「英会話教室 格安」など。
しかし、このように誰でもが簡単に考えつくキーワードは、ライバル企業も思いつきますので、もっと発想を広げた関連キーワードを得るためにはご紹介したようなツールを使用するのが効果的です。
このツールの優れているところは、「Yahoo!知恵袋」「教えてgoo」などのQ&Aサイトからも情報をピックアップしてくるところです。
具体的には、投稿のタイトルに入力したキーワードが含まれている質問をピックアップしてきます。
Q&Aサイトをキーワードの発想に使うメリットは、そこにリアルな悩みがあることです。
インターネットを使う大きな目的の一つが「悩みを解決する」ことですから、このようなサイトに書き込まれている悩みからキーワードを見つけるのは非常に有効な方法です。
■被リンク元をチェックする
●hanasakigani.jp
「被リンク」とは、他のサイトから自分のサイトにリンクされることをいいます。
被リンクの数と質は、昔ほどではありませんがSEO対策上、重要です。
このサイトを使うと、どこからリンクを受けているのかをチェックすることができます。
また、競合サイトの被リンクをチェックすることもできます。
ただ、結果内容は完全に正確ではないので、あくまで参考程度に考えておいた方がいいです。
■リンク切れをチェックする
●Website Explorer
ホームページ上のリンク切れ(クリックしても表示されるはずのページが表示されないこと)やページのデータサイズなどを一括で解析できます。
リンク切れは、必ずしもSEO対策に影響を与えるものではありませんがユーザビリティが悪くなってしまいます。
ユーザビリティの悪いホームページをGoogleは嫌いますので、リンクが切れているページが見つかったらすぐに対処しておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
SEOの分析は本気でやるとなるとかなり奥が深いのですが、今日ご紹介したツールは、初歩的な分析を誰でも簡単に行えるものばかりです。
まずはこれらのツールを試してみてください。
興味が深まってきたら、ワンランク上のツールへステップアップしていけばSEOに対する知識も自然と深くなっていくでしょう。