今年も残すところあと40日と少し。
一年って本当に速く過ぎていきますね。
あなたにとって今年はどのような一年でしたか?
さて、今年もいろいろな商品・サービスが登場し話題なりました。
2016年11月3日、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2016年ヒット商品ベスト30」を発表しました。
もうご覧になりましたか?
知っている人もいると思いますが、ベスト10を挙げると次のようになっています。
1位 ポケモンGO
2位 君の名は(映画)
3位 IQOS(加熱式タバコ)
4位 インスタグラム
5位 メルカリ
6位 スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ
7位 新型セレナ
8位 レノア本格消臭
9位 クッションファンデ
10位 グリーンスムージー
いかがですか?
「あ~なるほどね」でしょうか?
それとも
「う~ん」
でしょうか。
私的には、1位と2位は、まぁ納得かなという感じです。
それ以外は、「へ~そうなんだ」という感じ。
日経トレンディはベスト30を総括して次のように書いています(一部抜粋)
「1000万人が遊んだゲーム、ダブルミリオン間近のアニメ映画、消費や商品開発も変えた写真SNS。エンタメヒットが大豊作だった1年。これらに共通するキーワードが“スマホ”と“若者”だった。」
なるほど確かにそうでした。
広報・PR業務を行う上でも「スマホユーザー」と「若者」にどうリーチしていくかが課題になっています。
既存のメディアが衰退していくのは目に見えていますから、スマホ対策のノウハウをいち早く蓄積していく必要がありますね。
では、来年2017年はどのような商品がヒットするのでしょうか?
日経トレンディでは、早くも2017年のヒット商品ベスト30の予想を公表しています。そこからベスト10をご紹介しましょう。
1位 ノールックAI家電
AI(人工知能)と連携し、ユーザーの意図を読み取る小型家電
2位 魅せる ミールキット
週末にちょっと特別な料理が作れる”インスタ特化”の食材+レシピキット
3位 手ぶらで”旬撮”カメラ
ドローンで空から自撮り、ウインクで見たままを撮影など。手ぶらで「旬」を切り取れるカメラ。
4位 燃焼系ウエアブルジム
既存フィットネスクラブの弱点をテクノロジーで解決した、「痩せる」「挫折しない」「安い」ジム。
5位 ドローンレーサー
高く飛ばさないで低空飛行でスピードを競う。
6位 スポクラ(スポーツ専用クラウド)
道具を倉庫に預け、出し入れもスマホで自由自在。「モノのクラウド管理」で手ぶらスポーツが常識に。
7位 都市型ソーシャルランドリー
カフェ併設で、洗濯の合間にくつろげる快適空間。洗濯代行サービスも融合し、共働き世帯の救世主に。
8位 シリーズ・ハイブリッドEV
エンジンで発電し、モーター100%で走る新型車
9位 東西”極上”クルーズトレイン
贅をつくした観光列車。JR九州がヒットさせた「ななつ星in九州」が本州にも上陸。
10位 民旅(みんたび)
個人が案内。地域の知られざる観光資源を掘り起こす。副業の需要も取り込む。
いかがでしょうか?
ピンとくるものはありましたか?
個人的には10位の民旅に注目しています。
民旅は、参加者が現地集合・現地解散し、案内役が地元ならではのプラグラムを提供するもので「着地型観光」と呼ばれています。
東京オリンピックを控え、国内観光の見直しの機運や、インバウンドの隆盛もあり、確実に需要が増えていくでしょう。
民旅には、すでに「民泊」の雄である「エアービーアンドビー」が参入していることからも、その期待の大きさが分かります。
私も、新宿の「ゴールデン街」や浅草の「ホッピー通り」なら案内できそうです(笑)
冗談はさておき、旅行業界は今後大きく変革していきそうな予感がします。
ここに挙げた10の商品が来年末のベスト10に幾つ含まれているか楽しみですね。