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最近話題のビックリ最新テクノロジー2選

今年もあと約2ヶ月になりましたね。

今年もいろいろな話題がありましたが、個人的には「AI(人工知能)」がニュースを賑わせる機会が多かったように感じます。

AIは実に多岐にわたる分野に応用されています。その代表的な分野が「自動運転」の分野ではないでしょうか?また、このAIは私達の身近な生活にも浸透しようとしています。

Googleは10月6日、対話型AIスピーカー「Googleホーム」日本語版の販売を開始しました。

価格は税込み1万5120円と米国とほぼ同じ水準となっています。

このGoogleホームは、話しかけると質問に答えてくれたり、音楽をかけてくれたりします。これらの対話型AI(人工知能)スピーカーは、米国では2500万人以上の利用者がいるそうですよ。

今から30年以上前に観た映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中でGoogleホームのようなものに命令すると、エアコンがついたり、テレビがついたりするシーンがありましたが、こういったことが現実になってきました。科学技術の進歩は凄いです。

そこで、今回の記事は最近話題になっている最新テクノロジーを2つほどご紹介します。自分の知らないところで世界はどんどん進化していますよ。

ではいってみましょう。

■3Dプリンターのビックリな使い方

3Dプリンターってご存知ですか?

3Dプリンターとは、通常の紙に平面(二次元)的に印刷するプリンターに対して、3DCAD、3DCGデータを元に立体(3次元のオブジェクト)を造形する機器のこと。日本語では立体印刷機(りったいいんさつき)とも呼びます。

3Dプリンターとは下記のようなものです。

3dprinter

http://www.nihonbinary.co.jp/Products/3DModeling/Makerbot/Replicator5th.html

安いものだと10万円以下で購入することもできます。

2014年にはこの3Dプリンターを使って、殺傷能力のある拳銃を作成した大学職員が逮捕された事件が世間を騒がせました。3Dプリンターで拳銃を造ることもビックリですが、アメリカではもっとビックリなものが造られて話題になっています。

それはなんと「ロケット」です。

宇宙に行くためのロケットですよ。

「ロケットを3Dプリンターで造る?そんなことできるの?」と思わず叫びそうになります。

このロケットを造っているのは、アメリカ在住の航空宇宙エンジニアの「ティム・エリス氏」と「ジョーダン・ヌーン氏」が経営する「リラティビティ・スペース」というベンチャー企業です。

リラティビティ・スペースでは、ロケットをなんと3Dプリンターだけで作っているそうです。

通常、ロケットを造るには100億円ほどの費用が必要ですが、3Dプリンターで作れるようになると10億円ほどで済むようになるそう。この金額になれば宇宙は断然近くなりますね。また、様々な企業が宇宙ビジネスに参入するようになるでしょう。

リラティビティで働くフルタイムの従業員はたったの14人だそうです。日本でいえば下町の工場並みです。ロケットの打ち上げは、4年後の2021年を予定しているそうです。この打ち上げに成功すれば、それ以降、宇宙ビジネスはどんどん加速していくでしょう。夢はどんどん広がっていきますね。

■脳波を読み取るVR登場

VR(バーチャルリアリティー)技術は最近様々な業界で活用度が広がり注目度がアップしています。自動車業界もその一つです。

10月27日から開催されている第45回東京モーターショーで、フォルクスワーゲンは、脳波を読み取ってユーザーに合った自動車を提案するVRや、コンセプトカーに試乗して車内を操作できるVRを体験展示しています。

脳波を読み取るVR「Intuitive Car Finder」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/25/news100.html

「脳波を読み取って自分好みの車を提案してくれる」って画期的なんでしょうけど、私としては車を買う時にはある程度購入する車種を決めているので、こういった機能が必要なのか少し疑問に感じるところはあるのですが、「どれにしようかなぁ」と迷っている人にはいいのかもしれませんね。

その仕組みは次のようになっています。

脳波を読み取るVR「Intuitive Car Finder」では、人々がコミュニケーションしている映像や、幾何学模様の映像などをいくつか立て続けに見せられ、その間にEmotivの電極から脳波を計測することで「興味」「興奮」「エンゲージメント」の3種類の数値を取得する。各値は時系列で上下し、3つの値の最も高かった車種がおすすめの車種となる。

ウーム。なんだかわかるようなわからないような。

この技術は自動車の車種を選ぶ時だけではなく他の分野にもいろいろと応用できそうですね。

例えば洋服選びで迷ったとき、マンションを購入するとき、結婚紹介所などで異性を選ぶときなど(笑)

個人的には世界中のリゾートビーチを楽しめるVRなんかができればいいなと思います。仕事で疲れたときなんか癒されそうですよね。

いかがでしたか?

私たちが何気なく暮らしている生活の裏で、科学技術は驚くほどのスピードで進化を遂げています。今回は取り上げませんでしたが「え!!これ本当ですか?」と唸ってしまうような技術もありました。

あと、10年位すると私たちの生活は一変している可能性が大きいですね。

 

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