デジタルトランスフォーメーション

トレンド

アフターコロナで予想されること(2)

前回、今回と2回にわたりアフターコロナの生活がどう変化するのかについて、編集部の独断で書いています。今日は第2回目になります。

前回の投稿はこちらからお読みいただけます

デジタルトランスフォーメーションの加速

デジタルトランスフォーメーション(以降DXと表記)を簡単に説明すると次のような意味になります。

  1. デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること
  2. 既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすもの

DXについては、国も真剣に取り組む姿勢を見せており、2018年5月、経済産業省は有識者による「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」を設置しています。

また、同年、DXレポートやガイドラインが立て続けに発表されています。

今回のコロナの問題で「リモートワーク」や「ZOOM飲み会」が大きな脚光を浴びていますが、それができるのも安定したインターネット環境を支えるインフラが整備されているからです。

今年は5G元年でもあり、今までの光ケーブルを基軸にした固定回線に加え無線インターネット速度の劇的な飛躍が待っています。

この環境整備に加えて、企業、個人が日常的にインターネット回線を利用した仕事、コミュニケーションを体験したことで、デジタル技術の利便性を実感しています。

このことでDXはさらに加速するでしょう。

人材派遣会社、人材紹介会社、求人広告会社等の売上が伸びる

人材派遣会社

コロナ禍により失業した、またはする人の数は膨大な数に上ります。

4月には、東京のタクシー会社・ロイヤルリムジングループが、全従業員約600人の解雇を発表して話題になったのは記憶に新しいところです。

いったいどのくらいの失業者が発生するのでしょうか?

5月20日付の東京新聞Web版に失業者数に関する記事が掲載されていましたので引用してご紹介します。

—ここから引用—
社会情勢の変化に応じた経済分析に強みを持つシンクタンク「中部圏社会経済研究所」(名古屋市)は20日、新型コロナウイルスの流行が2020年度の雇用に与える影響の試算を発表した。世界的な流行の収束が今年末にずれ込む最悪のケースでは、全国で最大301.5万人が失業する恐れがあると指摘した。前年度比の就業者数の減少率は4.5%に達し、リーマン・ショック後の09年度の1.5%を大きく上回る可能性がある。
—引用ここまで—

最悪のケースでは、約300万人が失業する可能性があるわけです。

しかし、コロナ禍により従業員を解雇した企業も、コロナ禍が収まってくれば、また、従業員を雇用しなくてはいけなくなります。

その際には人材派遣会社、人材紹介会社、求人広告会社を利用することが必要となりますから、短期的ではありますが、売上はかなりアップするでしょう。

副業を始める人が増える

副業

サラリーマンの副業といえば、少し前までは会社にバレないように、こっそりとひっそりと行うものでした。

副業をしていると、住民税の納税額で会社に副業をしていることがばれてしまうので、ばれないような確定申告の仕方を教えるWeb サイトもたくさんありました。

しかし、ここ最近ではその風潮は変わってきています。

その発端となったのは、2017年3月に、長時間労働の是正や同一労働同一賃金の導入を盛り込んだ「働き方改革実行計画」を政府が発表したことでしょう。

その中に「副業・兼業の推進に向けたガイドラインや改訂版モデル就業規則の策定」という項目があり、次のように記載しています。

「副業・兼業を希望する方は、近年増加している一方で、これを認める企業は少ない。労働者の健康確保に留意しつつ、原則副業・兼業を認める方向で、副業・兼業の普及促進を図る」

これを受けて多くの企業が副業を容認する発表をしました。

その中でも一番印象深かったのは、昨年の10月、「みずほフィナンシャルグループ」が兼業及び副業を認める新人事制度を発表したことでした。

あの「お堅い職業」の代表格であるような銀行が「兼業・副業を容認した」このことは多くのマスコミがこぞって取り上げることとなりました。

この流れに加速をかけるのが今回のコロナ禍です。

一つの勤務先だけに収入の全てを頼っていたのでは、あまりにもリスクが大きいことが浮き彫りとなりました。

副業をしていて、そこからもある程度の収入があれば、メインの勤務先が駄目になったとしても、無収入になることはありません。

実際にZOOMを使って「自分が得意なことを教える人が増えている」という話もあります。

このビジネスモデルであれば、リスクは全くありませんから、これからはそういった副業をしていく人も増えていくでしょう。

オンラインで勉強する人が増える

オンラインで勉強

Udemyをご存知でしょうか?

Udemyは、「学びたい人、教えたい人のためのオンラインのマーケットプレイス」で、様々な教育コンテンツが掲載されています。

本社はアメリカのサンフランシスコにあり、受講生は全世界で5000万人を超えています。また、講師の数も35000人を超えています。

このUdemyで講師をしている人を何人か知っているのですが、コロナ禍になってから受講する人の数が飛躍的に増えたということです。

大手企業ではテレワークが徹底され、プライベートでも不要不急の外出が制限されて在宅時間が長くなったことと、暇な時間が増えたことが要因だと思われます。

また、教えたいと学びたいをつなぐ「まなびのマーケットプレイス」を展開するストリートアカデミーでもコロナ禍を考慮してオンラインでの授業を提供しています。

その他、このようなマーケットプレイスを介さずにZOOMを使い自分のスキルを販売する人も一気に増えています。

個人でもクレジットカード課金が簡単にできる仕組みを導入できるようになったことが大きい要因でしょう。

コロナ禍によりテレワークを余儀なくされた人たちは、オンラインで人とやりとりすることに対しての免疫を得ました。

また、起きてほしくないことではありますが、第2波のことを考えると、今後数年は、オンラインで受講をする人は確実に増えていくのではないでしょうか。

前回、今回と2回に渡りアフターコロナの生活がどうなるのかについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか?

緊急事態宣言は全面解除されましたが、まだまだ気を緩めることなく、しばらくは自重した生活が必要なようです。

あと一息頑張りましょう!

 

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