日本コカ・コーラは、本年の4月から5月まで、同社の新しいブランドである「ヨーグルスタンド」の認知度アップのために、Twitterとインスタントウィン(※)の仕組みを使ったキャンペーンを行いました。
キャンペーンの内容は次のとおり。
1.ヨーグルスタンドのTwitterアカウント(@YOGURSTAND)をフォローしてもらう
2.このアカウントが投稿する、ハッシュタグ【#毎日挑戦】が付いたツイートをリツイートしてもらう
3.リツイート後、30秒〜2分ほどで、「当選」または「はずれ」の結果を示した動画が自動返信される
4.当選であれば、ヨーグルスタンドの2本セット(ピーチ・パイナップル)がプレゼントされる
従来、この手のタイプのキャンペーンであれば、応募後、数日から数週間後に当選者のみに個別に連絡が行くというパターンがほとんどでした。
しかし、このキャンペーンは、Twitterからキャンペーンに応募してからわずか数分後には、当選したかどうかが分かるインスタントウィンの仕組みを導入したことが目新しく、結果的にツイート件数は27万、キャンペーンへの延べ参加回数は50万回、ユニーク参加人数は10万人と大成功を収めました。
また、このキャンペーンが大きく成功した要因には「Twitter」を利用したことがあります。
このキャンペーンには、何回でも応募ができたので、リツイートを何回も行うことになり、結果、その利用者のフォロワーにも、ヨーグルスタンドのメッセージが何度も届くということになり、認知度向上に大きく貢献するという結果になりました。
Twitterの拡散性と、インスタントウィンの仕組みをうまく掛け合わせた成功事例でした。
※インスタントウィンとは、懸賞などの結果がすぐにわかる仕組みのこと