最近は、闇バイトによる強盗事件が多発していますね。中には強盗殺人事件もありました。
数年前までは、日本は「治安がいい国」という印象がありましたが、最近はその印象が崩れつつあります。
こうなってくると頼りになるのはやはり警察の存在です。
あなたは警察官に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
私は「頼りがいのある強い人」というイメージなんですよね。
実は私が子供の頃、家に空き巣に入られたことがありまして、その時、警察官が3人ほど来たことを覚えています。
空き巣に入られたことで、子供心にとても強い恐怖心を感じていました。また、「自分たちは今後どうなってしまうんだろう?」という不安感もありました。
しかし、警察官が来た時に、そういった気持ちが一気に消え、その頼りがいのある言葉や行動に子供心に憧れを抱いたのを覚えています。
そして、それ以降、私の夢は「警察官になること」になりました。
実際、高校を卒業する時には、警察官の試験を受験しました。諸事情あって警察官になることはありませんでしたが、今でも「警察官になれたら良かったのになぁ」という気持ちはあります。
さて、昨今は、お役所がYoutubeを使ってユニークな情報発信を行うことが話題になっていますが、警察からも話題になる面白い動画がチラホラ出てくるようになりましたので、ご紹介しますね。
広島県警 SNS型詐欺防止の歌
まず最初にご紹介する動画は、広島県警安佐南署の鏡原巡査部長自らが作詞・振り付け・編集を行ったものです。
動画に出演しているのも本物の警察官です。
広島県警の公式 「X」にこの動画が投稿されると、 850万回以上表示され、「8万いいね」がつくほどバズりました。
下記に動画を貼っておきますのでご覧ください。
いかがですか?
なんともゆるいというか、間が抜けたというか(失礼)、でも、プロがきっちり作り込んでいたらここまでは拡散しなかったでしょうね。なんとも親しみが持てる動画です。
千葉県警 警察官ラップで広報
次にご紹介する動画もかなりユニークです。
浜辺でサングラスをかけたちょっと強面の警察官(永田賢一警部補)がラップを唄っている動画です。歌の内容を聞くと「正直楽とは言いがてえ♬」「努力の分だけ治安に正比例♪」といった韻を踏んだ言葉が印象に残ります。
「警察という職業の素晴らしさを伝えたい」と「業務のやりがいや犯罪撲滅にかける思い」を自ら作詞したそうです。
永田賢一警部補曰く「警察は堅苦しいイメージがあるので、身近に感じてもらえるような作品を作ることを意識している」とのこと。
若い世代に人気があるラップを使い、警察官の仕事を紹介することで、若者に警察業務に関心を持ってもらう狙いもあるそうですよ。
このような動画がどんどん増えていけば、警察という職業に興味関心を持つ人は確実に増えると感じました。
では、次の話題に移りましょう。
開発途上国の給食支援をおにぎりの写真投稿で
次の話題はガラッと変わり、おにぎりで世界貢献のお話です。
日本人ならほとんどの人が好きなおにぎり。
このおにぎりの写真を撮って、おにぎりアクションのサイトに投稿するか各種SNS(FaceBook、X、Instagramに投稿するだけで1投稿につき給食5食(100円分)が、ルワンダ、タンザニア、ケニア、フィリピンの4カ国の子どもたちに届くというキャンペーンが10月3日から11月16日まで行われました。
このキャンペーンを企画・実施したのは、世界の食料問題の解決に取り組む「NPO法人TABLE FOR TWO International」。毎年10月16日の「世界食料デー」に合わせてこの時期に開催しています。
撮影するおにぎりは自分で作ったものでも、買ったものでも大丈夫。参加者は無料で何回でも投稿でき、給食支援の費用は協賛企業・団体による寄付でまかなわれました。
この企画、とてもいいですね。
「食糧問題の解決に貢献する」と聞くと何か身構えてしまい、「自分には何もすることは無い」と考えてしまいがちです。
しかし、普段口にするおにぎりの写真を撮影しSNSに投稿するだけで、食糧問題解決の一助になるわけですから、手間もお金も負担なく参加することができるのではないでしょうか?
このように、世界の諸問題の解決に向けたプロジェクトに負担なく参加できるプログラムがもっと増えればいいのにと思います。
日本で暮らしていると「世界で飢餓に直面する子供」と聞いてもピンと来ないかもしれませんので、その数を紹介しておきます。
世界で飢餓に直面する子ども数は、2024年6月時点で約1億8,100万人にのぼると国連児童基金(ユニセフ)が報告しています。これは世界の5歳未満の子どもの4人に1人に相当します。
「4人に1人」です!
飢餓人口の増加傾向の主因としては、武力紛争の拡大や気候関連の大きな変化による打撃などが挙げられています。
これが世界の食糧供給の実情なのです。こういったことを鑑みると、普段何気なく食べている食事に関してもとても感謝の念が芽生えてきませんか?
安易に食物を残したり、捨てたりすることに心が痛むのではないでしょうか?
本日の記事は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。