広報・PR

JA東京グループ「農業男子」がPR効果5億円超他1記事

まず、最初の記事は、JA東京グループが、2020年に企画した「農業男子×総選挙」と、その後の「東京農業広報大使」活動によるPR効果が5億円を超えたと発表したことからのご紹介です。

ご紹介の前に「○○男子(ボーイ)」、「○○女子(ガール)」についてご説明しておきますね。

○○男子、○○女子という言葉はここ数年、よく耳にするようになりました。

元々は「草食系男子(恋愛に消極的な男子のこと)」「肉食系女子(恋愛に積極的で、自ら行動を起こすタイプの女性のこと)」のような使われ方をしていました。

しかし、最近ではマーケティングやPR目的で使われることが多くなっていますね。

その多くは自然発生的に生まれたものではなく、特定の業界・団体などを盛り上げるためのPRプロジェクトとして仕掛けられたと感じるものが多いです。

○○系男子、女子の例を挙げると、枚挙にいとまがないので2つほどご紹介しますね。

まず、「馬女(ウマジョ)」

これは、競馬を楽しむ女性のことです。

競馬といえば「おじさんがするもの」というイメージが強く「おじさんが、赤ペンを耳に、タバコを燻らせながら競馬新聞を読んでいる」こういう映像を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし、最近では競馬を楽しむ若い女性も増えてきました(自然に増えてきたのか、女性を競馬場に増やそうとするPRが功を奏したのかは分かりませんが)

最近では、競馬場に「UMAJO SPOT(ウマジョスポット)」なる女性専用エリアが設けられ、競馬場も女性が入りやすい雰囲気に様変わりしました。

次は「山ガール」

これは、一般的な登山用品とは異なるファッショナブルなアウトドア用衣料を身に着けて山に登る若い女性のことですね。

昔は、山登りをするときの服装というと、無粋というか実用的というか、ファッショナブルさや華やかさなど皆無という感じでした。

また、無精髭を生やしたごつい男性が大きなリュックを背負って行うスポーツ・運動というイメージをお持ちの方も多いことでしょう。

しかし、最近は山ガールの増加で山登りのシーンも華やかになってきました。

さて、ここから本題に戻って「農業男子」のご紹介です。

農業男子とは、東京都内のJA(農業協同組合)ごとに選ばれた農家さん14名を紹介し、誰が一番素敵かを投票してもらう企画です。

仕組みはAKB48の総選挙と同じです。農業の活性化を目的に行われたPR企画ですね。

若手農家14人にオンライン投票できる選挙企画で注目を集め、多くのメディアにも取り上げられました。選ばれた大使3人はメディアを通じ農業の魅力を積極的に発信しています。

選ばれたイケメン農業男子のお顔は下記のページからご覧になれます。

https://www.tokyo-ja.or.jp/agriboy-senkyo/

このPR企画は、メディアが取り上げたくなるナイスアイディアでしたね。いろいろと応用ができそうです。

マイナー競技認知度爆上げ祭

マイナー競技の認知度向上を目的としたイベント「マイナー競技認知度爆上げ祭」が5月4日、5日に開催されます。また、そのプレイベントが3月12日、13日に開催されました。

マイナー競技認知度爆上げ祭とは、その名の通り、マイナーな競技の認知度を挙げるためのイベントです。

マイナーなイベントの具体的な名称は公式サイトを御覧ください。

https://minorsports.love/

いかがですか?

「?」が付くような競技がたくさんありますよね。

このイベントにはファンの獲得、普及、立ち上げなど、それぞれの段階において必要な「知られたい」と思う競技の関係者がPRブースを出展します。

試合映像を見たり、選手の話を聞いたり、実際に使われているボールやラケットなどに触れたり、競技を実際に体験してみたりと、誰もがマイナー競技との接点を作ることができるイベントだそうですよ。

自分も高校生の時「ハンドボール」という、どちらかというとマイナーな競技をしていました。なので、この「マイナー競技認知度爆上げ」というネーミングにすごく惹きつけられました。

また、マイナーな競技をしている人の気持ちもよくわかります!

自分が通っていた高校は野球がとても強く、私が高校3年生のとき夏の甲子園大会で優勝をしています。

野球部が甲子園出場を決めたときと、ハンドボール部がインターハイ出場を決めたとき、学校側や新聞のスポーツ欄の扱いは天と地の差がありましたね。

ハンドボールはマイナーなスポーツゆえ、競技人口が少なく部活がある高校も少ないので、インターハイに出場するための県予選を勝ち抜くのも比較的楽だと言えます。

そのため全国大会に出場を決めても「凄い!」とは言われなかったですね。

心のどこかでは「やはりメジャーなスポーツの部活に入ればよかった」と思っていました。

また、競技への注目度が低いと「勝つぞ!」っていうモチベーションも、いまひとつ湧きにくかったように記憶しています。

マイナー競技認知度爆上げ祭を通じて、それらの競技に興味を持つ人が一人でも増えてほしいものです。

今日の記事は以上となります。

お読みいただいてありがとうございました。

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