かながわPayってご存知ですか?
QUICPayとかLINE Payなど「○○Pay」と名の付くQR コード決済はたくさんあります。しかし、かながわPayって聞いたことがない人が多いのではないでしょうか?
かながわPayとは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって売上げが減少している神奈川県内の産業を支援するために行う「消費喚起事業」の一つです。
消費者が神奈川県内の小売店などで、かながわPayを通じてQRコード決済サービスで代金を支払った際、決済額の最大20%の金額に相当するポイントが消費者に還元されます。
キャンペーン実施期間は2021年10月25日から2022年1月31日迄となっていて、還元ポイントの総額はなんと70億円です!
1人につき最大で1万ポイント(1万円相当)が戻ってくるので、高額商品を買うなら、神奈川県まで交通費をかけて行っても得するといえますね。
地方自治体が行うキャンペーンにしては結構、太っ腹ですよね。
利用の方法は、キャンペーン加盟店に設置された専用QRコードをかながわPayで読みとった後、利用金額を入力し、間違いがないかお店の人に見せます。
ここまでは普通のQRコード決済の流れです。
かながわPayではその後、当該店舗で利用可能なQRコード決済が表示されますので、その中から自分が利用したいQRコード会社を選択し、「支払う」ボタンをタップすることになります。
つまり、最終的には「LINE Pay」「楽天Pay」などのQRコード決済会社を通じて支払う仕組みになっています。
支払いの工程がワンステップ多くなっているので「ちょっと面倒かな」って感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、お得度はかなり高いので使う価値アリですね。神奈川県内にはプレイスポットが多いので、同県に遊びに行く方は、かながわPayをスマホに入れておいて損はないでしょう。
東京23区のマンホールを撮影して社会貢献できる位置情報ゲーム
突然ですが、普段あなたは「マンホール」を意識していますか?
「はい」と答える方はほとんどいないと思います。
普通に暮らしていると、マンホールをまじまじと見ることって生涯で1回もないかもしれませんね。
私は雨の日、オートバイに乗っていてマンホールの上で滑って転んで怪我をしたことがあるのでマンホールは結構意識して生活しています(笑)。
バイクに乗る人にとってはマンホールの存在感は大きいですよ!
さて。話が逸れてしまいました。元に戻しましょう。
この影の存在というか、縁の下の力持ち的な存在のマンホールを撮影することで社会貢献ができるゲームイベント「#マンホール聖戦 ~東京23区コンプ祭り~」が開催されています。
このゲームイベントは、NPO法人「Whole Earth Foundation」が展開するブロックチェーンを駆使した環境インフラの情報プラットフォームに、日本鋳鉄管株式会社の水道関連の製造データや日本国内のインフラの見識を組み合わせて、日本国内での水インフラの情報基盤を構築することを目的として行われます。
具体的には、Whole Earth Foundationが開発した社会貢献型位置情報ゲーム『鉄の守り人』を使い、東京23区内にあるマンホールを撮影するだけという簡単なものです。このゲームイベントが開催された具体的な背景には、水インフラを支える重要な要素であるマンホールの老朽化の問題があります。
日本鋳鉄管株式会社によれば、全国には300万基もの老朽化したマンホールがあるそうです。
そして、マンホールの法定耐用年数は車道部で15年と上水道配管の40年に比べて短く、地域によっては地図台帳などアナログで記録され、管理がしづらく、更新を効率的に進められないといった問題があるとのこと。
また、近年では自然災害による豪雨などの影響でマンホールが浸水時に外れる事故が発生しており、社会問題として安全なマンホールへの早期更新が求められているそうです。
しかし、膨大な数のマンホールの状況をチェックするのは容易ではありません。そこでマンホールをスマホで撮影することをゲーム化することでマンパワーを確保する作戦に出たわけですね。
いや~このアイディアは秀逸だと思います。よく思いついたと思います。
このイベントが行われるのは今回で第3回目で、第1回目のイベントである「マンホール聖戦IN渋谷」には700人が参加し、わずか3日で渋谷区のマンホール10,000個が撮影されたそうです。
イベント期間は10月23日から31日まででしたが、「期間が短すぎる」という声が多かったため11月7日まで延長されています。
撮影数によって賞金(金券)が付与されるそうなので、あなたも出勤や散歩の途中にでもマンホールを撮影して気軽な気持ちで社会貢献してみてはいかがでしょう。
今日の記事は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。