広報・PR活動というと、どうしても新聞・雑誌・テレビに取り上げられることを目標としてしまいます。
しかし、いくらプレスリリースを送ってもそれを取り上げるかどうかはメディアの担当者の考えに左右されます。
そこで本日は、気軽に広報・PR活動ができるメディアであるYoutubeの積極利用について書いてみます。
YouTubeは全インターネット人口の約3分の1を占める10億人以上のユーザーに利用されています。
また、国内での利用者数はニールセンの調査で発表されており、PCからの利用者数が1,923万人、スマートフォンからの利用者数が3,580万人ということです。(2015年9月発表の調査より)
今やニュースを見ていると、災害や事故などのファーストカットはマスコミが撮影したものではなく、一般の人がスマホやビデオカメラで撮影した動画が使われるケースが増えています。
また、テレビ番組でも世界中のYoutubeから面白い動画を集めて編成されているものもが増えています。
このような状況下でYoutubeは動画メディアとして完全に根付いたと言っても過言ではないでしょう。
このYoutube、実は非常に優れた動画メディアです。
新聞や雑誌、テレビに自社の商品・サービスが掲載されても、そこから直接売り上げを上げることはできませんが、Youtubeならそれも可能となります。
(動画の説明欄にテキストを書き込めますし、外部リンクのURLを 記載し、サービス・商品販売ページに誘導することが可能です)
また、新聞・雑誌・テレビに取り上げられたとしても自社がターゲットとする層の人が読んでくれるか、観てくれるかはわかりません。
しかし、Youtubeの場合、基本的にターゲットとなる人が検索してくれる、または関連動画から御社を探してくれるのです。
つまり、お客様の方から御社を探してやってくるわけです。これは特筆すべきことです。
このように非常に優秀なYoutubeですが、現状、Youtubeを広報・PR活動に積極的に活用している企業はあまり多くありません。
これは非常にもったいないことだと思います。
私は、Youtubeをもっと自社の広報・PRに積極的に活用すべきだと思います。
現状では、Youtubeを積極的に広報・PR活動に活用しているのは一部の大企業そして大学・地方自治体・政府機関等が目立ちます。
このように書いてくると、中堅企業や零細企業はYoutubeを広報PR活動に利用するのは難しいのではないかと感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
撮影機器もスマートフォンで十分ですし、編集ソフトもパソコンに標準でついているもので十分です。
例えば下記の動画
歯科医師が幼児の歯をクリーニングしている動画です。
とくに変わった編集テクニックを施しているわけではありません。
だれでもつくれる動画です。
歯科医院がなにか面白いサービスを始めたのならマスコミへのプレスリリースと共にそのサービスの動画を撮りYoutubeにもアップするのです。
新聞・雑誌に取り上げられても院内の雰囲気や医師の人柄は伝わりにくいですが、動画であればそういったものがストレートに伝わり集客にもつながります。
実は今、アメリカではプレスリリースへの動画添付が標準になりつつあります。
(日本でもwebメディアを中心に動画資料を添付するケースは増えています。)
動画はそれほど重要な存在になっています。
Youtubeへの動画のアップロードは思うよりも簡単です!
是非、これから御社の今後の広報・PR活動にYoutubeを加えてみませんか?
最初は難しく考える必要はありません。
まずはできるところから、気軽に取り組んでみましょう!