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UberEats成功の要因を探る

UberEatsを利用する人が増えています。

私自身もそうですが、私の周りの人も Uber eats を利用している人がかなり増え、街中でもウーバーイーツ配達員の姿を頻繁に目にするようになりました。

データマーケティング・マナミナ(https://manamina.valuesccg.com/articles/934)が発表している「グルメ系サービス」と「テイクアウト・デリバリー系サービス」の、アプリのユーザー数ランキングでUberEatsが第2位に入っています。

また、10月3日にはカリスマ YouTuber のヒカルさんが、今話題のYouTuber である「てんちむ」さんの自宅に行って「究極のブロッコリー」をUberEatsでデリバリーし、食べるという動画を公開しました。(この動画は10月13日現在229万回再生され話題となっています。)

この動画を観た多くの人がUberEatsを利用して幻のブロッコリーを食べるという現象が起きています。
(ご覧になりたい方は、下記に動画を貼っておきますのでご覧ください)

UberEatsが日本に上陸したのは2016年の9月でした。

私は最初「このビジネスうまくいくのかなぁ」と感じましたね。

日本には出前の文化があるので、全く受け入れられないとは思いませんでしたが、シェアリングエコノミーとしてのフードデリバリー事業が「成り立つのか?」と感じていました。

しかし、今年のコロナ禍の影響で外食をすることが難しくなったこと、テレワークの増加、外出を控える人の増加により、UberEatsを利用する人は激増し、一気にその知名度を上げました。

また、UberEatsよりだいぶ前にフードデリバリー事業を展開していた出前館も、この時期にダウンタウンの浜田さんを起用したCMを多く出稿するなど攻勢を強めたことで、フードデリバリーという業態が多くの人に認知され、その業種が確固たるものになったように感じます。(※出前館は配達員と直接雇用契約を行うタイプと業務委託契約を結ぶタイプの2種類がありシェアリングエコノミーではありません)

現在でもシェアリングエコノミータイプのフードデリバリーサービスは増え続けています。

UberEatsがメジャーになった要因とは?

食事なのに置き配制度を採用したこと

ウィズコロナの生活が定着したことも大きかったと思いますが、UberEatsが支持された要因の一つに「置き配」がありました(今では出前館もできます)。

アマゾンでもこの置き配を選択できるのでご存知の方も多いとは思います。

アマゾンの場合は、置き配にする商品は食べるものではありませんから、比較的抵抗が少ないと思いますが、当初UberEatsが置き配を採用した時には、「食べる物を玄関先に置いておくというのはどうなんだろう?」という声も多く上がっていました。

しかし実際始めてみるとこの置き配は大ヒットでした。

私が知っている配達員の人から聞いた話ですが、配達の内半分以上は置き配が選択されるそうです。

また、配達員が使うアプリは、電話やメッセージで注文者とやり取りができます。この機能を使い置き配した写真を撮り、注文者にメッセージを送ることで置いてから手にしてもらうまでの時間を短縮することができます。(出前館の配達員が使うアプリには注文者とメッセージでやり取りする機能はありません)

コロナ感染を心配する人やノーメイクの顔を見せたくない女性にこの制度が受けました。

UberEats配達員のYouTuber化

UberEatsがフードデリバリーサービスでトップを走り続けている理由にはいくつかの要因がありますが、私が一番大きいと感じることは「UberEats配達員のYouTuber化」です。

どういうことかご説明します。

YouTubeで「UberEats配達員」と検索して貰えれば分かりますが、UberEats配達員として登録した人が作成した動画が実にたくさんあります。

その動画の内容は大体、次の2つに集約されます。

・自身の配達の模様
・UberEats配達員としてのノウハウを公開したもの

チャンネル登録者が1万人を超えている配達員も多くいて、動画再生回数に関しても、数十万回再生されているケースも珍しくはありません。

彼(彼女)らの目的の多くは次の2つです。

1.UberEats配達員の紹介料目的(アフィリエイト)
2.YouTubeからの報酬(アドセンス)

具体的にご説明します。

UberEats配達員の紹介料目的(アフィリエイト)について

Aさんという人が紹介料を得ようとした場合、まずUberEatsに関する動画をアップし、動画概要欄に「紹介コード」を記入します。

Aさんの動画を観たBさんがUberEats配達員をやってみようと感じたら、UberEats配達員の登録サイトへ行き、Aさんが記載していた紹介コードを入力します。

その後、BさんがUberEatsが定める条件(登録後●回配達など)を満たせばAさんに紹介料が入ってくるという仕組みです。

この紹介料を得るための手法としては、動画だけに限らずブログを利用している人も多くいますし、必ずしもUberEatsの現役配達員ということもありません。

ここまでは一般的なアフィリエイトとそう変わらないのですが、少し変わっているのは、自分の紹介コードを使いUberEatsの配達員になってくれた人に、紹介者がキャッシュバックをしていることです。

このキャッシュバックをする還元率も紹介者によってまちまちで、決まった金額があるわけではありません。

一般的なアフィリエイトではアフィリエイターがキャッシュバックをするということはまずありませんので、これはUberEatsアフィリエイトの特徴と言えます。

YouTubeからの報酬(アドセンス)について

YouTubeチャンネル登録者数が1000人以上、年間再生数4000時間以上になれば、自分のアップした動画に広告を表示することができるようになります。そうなれば広告収入を得ることができるようになります。

いわゆる「YouTuber」と言われる存在ですね。

UberEats関連の動画をフックにして、違うジャンルの動画を投稿してYouTuberとしてのポジションを築いている人もいます。

UberEats配達員がUberEats関連の動画をたくさん投稿し、TwitterでツイートすることでUberEats配達員になろうとする人が増え、またUberEatsを利用して食べ物をデリバリーする人も増えています。

UberEats側からすれば広告費用を払わずにPRしてもらっているわけですから、こんなにありがたいことはないでしょう。

また、最近では企業の広告宣伝よりも、自分と等身大の人がSNSで発信する情報の方が信用され人は動きますから、UberEats配達員が投稿する動画は、ある意味、マス媒体に大金を投じるよりも効果があるかもしれません。

現在フードデリバリーサービスは雨後の筍のような乱立状態にあります。

これから参入してくる企業もあるかもしれません。しかし、最終的にはおそらく3社ぐらいに絞られるのではないでしょうか?

生き残れるかどうか、その大きなポイントはやはりSNSの活用にあると強く感じます。

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