年末年始、多くの企業では9連休になる場合が多いので、この機会に旅行を考えている人も多いのではないでしょうか?
株式会社JTBは、「この年末年始に行きたい旅先」に関するWebアンケートを実施し、人気のある国内旅行・海外旅行先をランキング形式でまとめ発表しましたのでご紹介します。
「年末年始に一泊以上の旅行に出かける予定がありますか?」という問いに対しての回答は次のようになっています。
- ある 37%
- ない 37%
- 決めていない 26%
「ある」という回答と「ない」という回答が37%と全く同じ数字になりました。
12月28日(土)から1月5日(日)までの、9連休をとりやすい「日並び」にも関わらず旅行に行く人は案外少ないのですね。
意外な感じがします。
次に、「年末年始に予定がある」「予定を決めていない」という人を対象に、「この年末年始に検討したい旅先はどこか?」の問いへの回答は次のようになっています。
1位 沖縄
2位 北海道
3位 東京
3位 京都
5位 静岡
まぁ順当な感じのランキングになっていると思いますが、一位の沖縄は暖かい所、二位の北海道は寒いところ、寒暖差が極端になっていて面白いですね。
年末年始に訪れてみたい都道府県を選択した理由の圧倒的1位は「温泉」でした。
続いて2位は「食」、3位以降は「初詣」「絶景スポット」「テーマパーク」となります。
例年、年末年始は「東京ディズニーランドに行きたい」という人が多いのですが、この東京ディズニーランドがある千葉がランキングに入っていないというのが面白いところです。
おそらく、首都圏以外にお住まいの多くの方は、ディズニーランドは「東京にある」と認識しているのかもしれません。または、東京観光するならディズニーランドがセットになっている場合が多いので、行きたい場所として東京を挙げたのかもしれません。
先程、年末年始に訪れてみたい都道府県を選択した理由の圧倒的1位は「温泉」と書きました。
私的にも年末年始といえば、やはり「温泉に浸かってゆっくり過ごす」というイメージがあります。
では、このアンケートに答えた皆さんはどこの温泉に行きたいと思っているのか?そのベスト5をご紹介しましょう。
1位 草津温泉
2位 箱根(※箱根温泉という温泉はありませんが、自由回答のため箱根となっています)
3位 有馬温泉
4位 城崎温泉
5位 湯布院温泉
やはり草津温泉は人気が根強いですね。私は一度も行ったことがないので、いつかは草津温泉に行ってみたいと思っています。
最後にご紹介するのは、「年末年始に訪れてみたい国地域は?」という質問です。
1位 ハワイ
2位 台湾
3位 オーストラリア
4位 グアム・サイパン
5位 北欧
1位のハワイに関しては、「あぁ~やっぱりね」という感じです。
意外だったのが2位の台湾です。自分の選択肢の中には全くありませんでした。
食事は、普段日本で普段食べているものと近い感じですし、ツアー代金も LCC を使ったツアーであれば2万円から3万円と安価です。また、日本から近いということで「安く気軽に出かけられる」ということが人気の秘密なのでしょう。
東京に住んでいる人が、九州や北海道など、国内旅行に行くよりも台湾に行った方が安くすむかもしれません。
私はここ4,5年、国内も海外も含め、全くどこにも出かけずに寝正月なので、今回の年末年始はどこかに行きたいなぁと思っていたんですが、やはり今回も寝正月になりそうです。
めんどくさいという感情をなくす方法
今年もあと6日となってしまいました。
大掃除はこれからでしょうか?
「大掃除しなくちゃな」と思いながらも、なんとなく「面倒くさいなぁ」と思って手をつけていない人もきっと多いと思います。
そこで面倒くさいなという感情をなくす方法を御紹介しましょう。
それは「作業興奮」という仕組みを使う方法です。
この言葉を聞いたことがありますか?
作業興奮とは「やる気は、行動を起こした後で出てくる」というものです。やる気がないときでも、一度作業を始めると徐々にやる気が出始める。これを”作業興奮の原理”と呼び、やる気が起きるから行動するのではなく、「行動した結果」やる気が起きるという原理です。
ドイツの心理学者エミール・クレペリンが発見したと言われています。
たとえば、「部屋の片付けしなきゃなぁ、面倒だな~」と思っていても、ひとたび重い腰を上げて片付けを始めると、止まらなくなってしまって片付けどころか模様替えまでしてしまったといった経験がありませんか?
作業興奮のメカニズムですが、行動を始めることによって脳の側坐核が刺激を受けます。
側坐核は「報酬」「快感」などを司っていて、ここを刺激するとドーパミンが分泌されるそうです。これによってやる気が起こってくる流れです。よってまずは行動を始めることが重要になってきます。
作業興奮のメカニズムを利用するには、5秒ルールを適用するといいでしょう。
例えば、「掃除をしなくてはいけないなぁ」と思ったとします。
すると人は「掃除をすることをぼんやりとイメージ」します。
このことで「あーめんどくさい」という感情が沸き起こってきます。
結果、「まぁ、今日はいいや。明日にしよう」とか「また来週にしよう」と先延ばしにしてしまいがちです。
なので、「掃除をしなきゃ」と思ったら、5秒以内に体を動かせば、面倒くさいと感じるイメージが頭の中に想起されません。
結果、行動が作業興奮を引き起こし「掃除」を継続することができるようになります。
ご紹介した作業興奮と5秒ルールは、掃除以外にも応用することができます。私も実際にこのやり方を知ってから、いろいろと作業効率が良くなりました。
私生活でもいろいろなことがテキパキと片付けられるようになりました。
是非、この年末年始に、作業興奮と5秒ルールを応用して普段できなかったことを色々と始めてみてはいかがでしょうか?
PRステーションの記事の年内の更新は今日が最後になります。
今年も大変お世話になりました!
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください