若年層のビジュアルコミュニケーション

Visual communication

今、若年層の間では、文字によるコミュニケーションよりも写真・動画によるビジュアルコミュニケーションの方が活発だとのことです。

広報PR業務に携わる方にとっては無視できない現象ですね。

そこで本日は、株式会社NTTアドが今年の2月に行った「若年層の写真・動画コミュニケーションに関する調査」から調査結果を一部抜粋しご紹介します。

この調査は、16歳から25歳までの男女に対して行われました。

この調査によると、前述したように若年層の間では、写真や動画による「ビジュアルコミュニケーション」が活発化しつつあると述べています。

20代女性の間では、日常生活で必要な情報は「Instagram」の画像検索を通じて入手するという声が多く聞かれています。

この結果はおじさんである私には衝撃的でさえありました。

ネット上で情報を何かを調べたるには「Google検索」いわゆる「ググる」のが当たり前で、画像検索で必要な情報を入手するなんて夢にも考えつきませんでしたから。

次に10代男女の間では、スマートフォンでショートムービーを撮影・編集・投稿できるアプリ、「MixChannel」がブレイクしていると報告しています。

MixChannelにアップされている動画の再生回数は5億5千万回だそうです。

5億ですよ。。

ちなみに、あなたは「MixChannel」をご存知ですか?

中学生、高校生の間では爆発的な人気を得ています。

このアプリなんと現在の利用者は500万人とのことです。

こういったトレンドを見逃していると若年層向けのPRはうまくいかないかもしれませんね。

若者

「うむむ~」といった感じです。
では、次に「ビジュアルコミュニケーション」に関連したアプリ利用率をご紹介します。

男女ともに「LINE」の利用率が最も高く、男女合わせた全体の利用率は81.0%となっています。

続いて「Twitter」が58.0%、「YouTube」が51.4%、「Facebook」が35.4%という結果になりました。

LINEの利用率は「さすが」という感じですね。

意外だったのが「Twitter」の58.0%という数字です。

「Twitterは終わった」という声も多くありますが、どうやらまだまだあなどれない存在のようです。

次に、「写真・動画の投稿によりどのような印象を得たいのか?」についての調査結果のご紹介です。

●不特定多数の人に向けた写真・動画の投稿により獲得したい印象

「楽しいと思ってもらいたい」が38.8%と最も高く、次いで「話のネタになると思ってもらいたい」が30.4%、「センスがあると思ってもらいたい」が22.7%と続きます。

●仲間グループに向けた写真・動画の投稿により獲得したい印象

「楽しいと思ってもらいたい」が45.6%と最も高く、次いで「話のネタになると思ってもらいたい」が39.5%、「思い出になると思ってもらいたい」が36.1%と続き、「思い出を共有する」ことや「共感される」ことを優先して
います。

いかがでしょうか?

このNTTアドの資料を読んでいるとき、私は以前、何かのテレビ番組で、若い女性が持っているスマホに入っているLINEのタイムラインが紹介されていたことを思い出しました。

私はこのVTRを観て唖然としました。

文字が一文字もないのです。

会話は、すべて「スタンプ」「写真」「動画」で行われていました。

それでもコミュニケーションは成立するのだとか。

私には理解できませんでした。

また、化粧品を買ったり洋服を買う時も雑誌を見ることもないそうです。

Instagramでセンスのいい人の洋服をまねて買ったり、口コミを参考にして購入するのだとか。

自分が飲み屋を探すとき、「食べログ」を参考にするのと同じですね。

少し前までは情報はテレビ、雑誌、新聞から仕入れるのが普通でした。

しかし今はそこにSNSという情報入手先が加わりました。

そしてその影響力は、今や既存のメディアを凌駕しているのではないでしょうか。

若年層向けのPRのKeyは確実に「SNSと写真・動画」に移っているようです。

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