企業は日々、自社の商品やサービスをどうやってPRするかを考えて悩んでいます。
当然、この PR には費用がかかるわけです。
せっかく一生懸命に頭を絞って考えて実施したPRも、思うような反応がなければそれにかけた費用は無駄になってしまいます。
しかしどうでしょう?
これに対して自社の商品サービスを、ユーザーが勝手にPR してくれたら。
そして、それが話題になって拡散してしまうとすれば。
企業からすればこんなに嬉しいことはありませんね。(いつもこんなことが起きたら、PR会社の仕事もなくなってしまいますが・・・ (^_^;))
なんといっても費用が全くかかっていませんからコストパフォーマンスは最高です。
今日はそういった事例を一つご紹介したいと思います。
その商品は日清食品が販売するカップヌードルです。
【写真は日清食品のWebサイトより】
日本人であれば知らない人はいないでしょう。
もはや、日本の国民食と言っても決して過言ではないです。
私も少なくとも週に1回は食べます。
焼きそばUFOを入れると、週に2回は日清食品のカップ系食品を食べているかもしれません。
このカップヌードルが今なぜ話題になっているか。
それは、このカップヌードルを使ってチャーハンを作るということがYouTubeを中心としたSNSで話題になり、それがブログなどにも飛び火している状態です。
カップヌードルでチャーハン?
このように思うかもしれませんよね。
しかしこれがめちゃくちゃ美味しいんですよ!
私も実際に3回作りました。
また、息子にも作ってあげたのですが息子も絶賛していました。
普通にラーメン屋で食べるチャーハンよりこっちの方が美味しいよと言っていましたね。
話題になるきっかけは、2020年1月1日に公開された、独学ラーメン店長チャンネルさんのYouTube動画でした。
私も、1月2日にこの動画を見ていました。
そして「あ~、美味しそうだなぁ」と感じて、これはいつか作ってみようと自分のお気に入りに入れていたんです。
それが今や世間を賑わすような形になっていて、少々びっくりしました。
この動画がアップされて以降、カップヌードルを使ったチャーハン作りがSNSを中心に広がっていきました。
ご存知のように、カップヌードルにはたくさんの種類があります。
コンビニなどでよく目にするのは次の種類が多いと思います。
- カレー味
- チリトマト味
- 塩味
- シーフード味
特にYouTubeでは、これらの味を使ってチャーハンを使った人の動画がどんどんと増えていきました。
また、テレビ番組でも取り上げられるようにまでなり、カップヌードルを使った炒飯は一気に広がりました。
そして、これがカップヌードルの公式ツイッターの目にもとまることになりました。
公式ツイッターも、1月24日、実際に5種類のカップヌードルで実践した様子を公開したところ、「公式商品になったら買いますよ」「コレ専用の味を開発してみては?」など、13.1万いいねを超える大きな反響がありました。
さらに2月3日には、カップヌードル15種類で作った様子まで投稿されましたよ。
下記の写真がそうです。
【写真はカップヌードル公式Twitterより】
ウーン壮観ですね。
実は私、カップヌードルがこんなに種類が多いとは思ってもいませんでした。
スーパーに行くといつも目にするのは4、5種類ぐらいだったと思いますが。
日清食品の社員が全種類食べ比べた結果、「圧倒的なうまさ」だったのは「しお」とのこと。
「全種類比較しても圧倒的なうまさでした」とコメントしています。
個人的にはカレー味が一番美味しいと感じましたが。。
興味を惹かれた方は、是非動画を見てください。
作り方はとっても簡単です。
なんといっても味付けをする必要がありませんし、それだけでバッチリ味が決まってしまいます。
なので、誰が作っても美味しく仕上がるでしょう。
今回のこのケース、ここまで盛り上がったのは、やはりカップヌードルという商品だったからでしょう。
カップヌードルを知らない人はいませんし、どこでも手に入れることができます。
また、カップラーメンといえば庶民の味方というイメージも強いですしね。
これがあまり知名度の無い商品で、なかなか手にするのが難しく、庶民性がない商品だと、ここまで話題になることは決してなかったでしょう。
今回私は、カップヌードルでチャーハンを作ることにハマってしまいまして、それ以降、チキンラーメン、サッポロ一番塩ラーメンなどでもチャーハンを作ってみましたが、どれも美味しく作れます。
特にサッポロ一番塩ラーメンで作るチャーハンはお勧めですよ。
ただ難点があります。
それは、ご飯とカップラーメンという炭水化物のダブル摂取になってしまうわけで、ハイカロリーにどうしてもなってしまうんですよね。
ダイエット中の人には向いてないかもしれません。
食べるときにはご注意くださいね(笑)