今日は、WebPRを行う際に見落としがちなA/Bテストについてご説明します。
このA/Bテストは非常に重要です。
まず、A/Bテストをご存じない方のために「A/Bテストとはなんぞや?」ということをご説明しておきます。
A/Bテストとは、2つある選択肢のうち、どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを見極めるために行われるテストのことです。
一般的にA/Bテストはランディングページの最適化の作業のときによく使われる言葉です(ランディングページとは、見込み客が最初に見ることになるページのことです)。
具体的にご説明します。
例えば、スプリングコートを販売しようとして、Yahooのリスティング広告を出稿するとします。
見込み客が広告をクリックすると、スプリングコートを販売しているページに飛びます。このとき、見込み客が最初に目にするページをランディングページと呼びます。
広告費用を投下し、スプリングコートの販売で成功する会社は、少額の広告費を使い、ランディングページのA/Bテストを何度も繰り返し、一番反応のとれるランディングページを見極めてから、本格的な広告運用を始めます。
A/Bテストを行わないで、一発勝負で広告を出稿するということは、ある意味「バクチ」のようなもので、広告費用の無駄使いになる可能性が高いのです。
もちろん、広告予算やページ作成予算は無限大にあるわけではないので、A/Bテストを無制限に行うことはできませんが、最低でも3種類くらいのランディングページをテストしたいものです。
さて、ここまでは、広告からランディングページへ誘導するためのA/Bテストのお話をしました。
ここまで読めば、「なぜWebPRにA/Bテストが必要なのか」についても理解ができたと思います。
WebPRを見てやってくる見込み客が一番最初に見ることになるページは、A/Bテストを行い最適化されているでしょうか?
もともとあったページをなんとなく誘導先にはしていないでしょうか?
WebPRに頭を絞った結果、多くのメディアに取り上げられたとしても、その受け皿となるページが最適化されていないザル状態のページでは意味がありません。
WebPRを行う前には、必ず見込み客が見ることになるページのA/Bテストを行い期待するレスポンス(販売、リスト収集等)が最大値になるようなページを用意することを心がけましょう。