「ニュースリリースをいくら書いてもメディアに取り上げてもらえない」
このような悩みをお持ちの担当者の方も多いと思います。
メディアに取り上げてもらえない理由はいくつかありますが、その一つに
「記者の目にとまらない」「興味を持ってもらえない」
という理由があります。
メディアには、日々山のようなリリースが届きます。
とても一つずつちゃんと読んでいる時間はありません。
パッと目を移した瞬間、「残すもの」「残さないもの」に選別されていきます。
この選別の瞬間に一目で「うん!?」と思ってもらうことが重要なわけです。
一目で「うん!?」と思ってもらうために重要なことは「タイトル」に留意することです。
この部分に力がないとゴミ箱行きになりかねません。
そこで本日は、魅力的なタイトルを書くためのテクニックを5つご紹介します。
1 「数字を入れる」
・プロの味がたった3分で!
・受けた人の94.5%が「満足」と答えたセミナー
2 「問いかけを入れる」
・なぜ今、猫ブームなのか?
・腰痛を1分で治す骨盤運動って?
3 「クオリティー感」を入れる
・10年連続モンドセレクション金賞に輝いた横浜の銘菓
・人間国宝が一つひとつ丹念に手作りした皮財布
4 「新規性」を入れる
・ニューヨーク発の人気ベーグルカフェ、日本初上陸
・街の最新情報をお届けするタウンニュース
5 「利便性」を入れる
・漬けるだけですぐできる本格浅漬けのもと
・ワンタッチでツルンとむけるエッグシェルカッター
いかがでしたか?
こういったコツを知っておくと、リリースの書き出しがスムーズになりますね。
メディアの担当者も人間です。
人間は感情が揺れないと動きません。
このことを意識してリリースを書けば反応率は上がるはずですよ。
※参考書籍
「一瞬で心をつかむ77の文章テクニック/高橋フミアキ著」
高橋書店