昨年は、ライブ配信動画元年と言ってもいいほど、ライブ配信動画サービスが盛り上がりました。
代表的なライブ配信動画サービスには、次のようなものがあります。
・Facebook Live
・Periscope
・LINE LIVE
・ニコニコ生放送
・YouTube LIVE
・FC2ライブ
スマホ1台あれば、誰でも簡単に動画をライブ配信できる環境が整いました。
サラッと書きましたが、これって凄いことですよ!!
少し昔なら、放送局並みの装備がないとできなかった動画のライブ配信が、いとも簡単にできてしまう時代になったのです。
広報・PR業務に関わる方なら、是非、このライブ配信動画を活用していただきたいと思います。
私事ですが、読売ジャイアンツがFacebook Live Videoで行っている春季キャンプのライブ配信はよく観ています。
ライブ配信のおかげで、わざわざ宮崎まで行かなくても、大好きなジャイアンツのキャンプがリアルタイムで観れます。
本当にいい時代になりました!
さて、話を元に戻しましょう。
ではここで、企業が動画をライブ配信するメリットを挙げてみますね。
□メリットその1:配信にかかる費用が無料
スマートフォンが1台あればすぐに始めることができます。
特にこれといった設備は必要ありません。
しかも、全世界に向けて配信することができるのです。
なんとも魅力的ですね。
□メリットその2:リアルタイムに臨場感を持った情報を届けることができる
新商品をリリースしたとき、その形状や使い方を臨場感をもって伝えることができます。またイベントやライブなどでは、その模様をリアルタイムに伝えることが可能になります。
□メリットその3:エンゲージメント率を上げることができる
エンゲージメント率の向上は、SNSをマーケティングやPRに使う際に重要な指標となります。(エンゲージメント率とは、ソーシャルサービスにおける、ユーザーが積極的な反応を示した割合を表す値のこと)
ライブ配信では、視聴者とリアルタイムで交流ができるため、テキストと画像だけの情報よりも高いエンゲージメント率を期待することができます。
□メリットその4:配信内容を視聴者の好みに変更することができる
Facebook Liveでは、「いいね!」「超いいね!」「うけるね」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」の6種類のライブリアクションが可能となっています。
また、コメント欄への書き込みもできるため、視聴者の反応を見ながら配信する動画の内容を変えていくことも可能。
効果的なマーケティングやプロモーション活動ができます。
以上、メリットを4つピックアップしました。
では、このライブ配信はどのようなシーンで使えるのか、私がパッと思いついたシーンを列挙してみますね。
・新商品・サービスリリース時のイベント
・記者会見
・ショー(ファッションショーやモーターショーなど)
・セミナーや講演会
・カスタマーサポート
・スポンサードしているスポーツチームの試合中継
・工場で商品を生産している場面
・施設内の紹介
・インタビュー
・塾や予備校での授業風景
・温泉や保養地の風景
・料理教室や食品メーカーでの調理風景
・独自技術を持つ建設系企業などが施工しているところ
・化粧品会社の新商品を使ってメークアップしているところ
この他にもいろいろとアイディアが浮かんでくる方もいることでしょう。
なにせ、スマホ1台でできますから、あまり難しく考えずに、パッと思いついたものを実践してみるといいでしょう。
私は、JRや東京メトロなんかが、駅の混雑具合をリアルタイムで配信してくれるとありがたいなぁって思います。
いかがでしたか?
今後ライブ配信を利用する企業はますます多くなっていくと思われます。
乗り遅れないように今からノウハウを蓄積していきましょう!