最近、キャッシュレス決済が徐々に広まってきているなぁと感じます。
例えば、今まで現金払いしか受け付けていなかったような個人経営のお店や、おばさんが一人でやっている「立ち飲み屋」などに行くと、その多くではキャッシュレス決済ができるように変わっています。
下記のロゴマーク、いたるところで見かけます。
【画像は経済産業省のWebサイトより】
失礼かもしれませんが「え!?ここでも使えるの?」と言いたくなるようなお店でも電子マネーが使えます。
「やっぱりキャッシュレス決済は広まっているんだ!」と強く実感したのは、「餃子の王将」に行ったときでした。
最近まで、私の家の近くにある餃子の王将は、クレジットカードを含む、キャッシュレス決済に対応していませんでした。
「全国展開している大手の飲食店なのに」という意外な感じを受けていました。
しかし、この間行った時にはキャッシュレス決済ができるようになっていたんです。
消費税が8%から10%になったことで、若干の負担を感じましたが、キャッシュレス決済を行えば5%がバックされるので、結局は3%を得してるような感じになり、なんだかごまかされてるような複雑な感じではあります。
さて、キャッシュレス決済といえば「 paypay」が独断場 のような感じがありました。しかし、最近では、他のキャッシュレス決済サービスを提供する会社も次々にキャンペーンを展開し顧客獲得に奮闘しています。
今回は、「メルカリ」が運営する「メルペイ」のキャンペーンをご紹介します。
【画像はメルカリのWebサイトより】
メルペイは、モバイル決済サービス「メルペイ」にて、11月6日に第2弾となる「すすメルペイ」キャンペーンを開始しました。
キャンペーン内容は、まず、「メルカリ」アプリの登録者から招待コードを受け取ります。
その後、初めてメルペイの本人確認をすることによって、招待した方とされた方に、それぞれ1000ポイントが付与されるというもの。
何人でも招待でき、招待した人がもらえるポイントの上限は、1人あたり1億ポイント。
「1億ポイントっていったい何人を招待すればいいの」って疑問が出るかもしれませんね。1億ポイントをもらうには、10万人を招待する必要があります。
そんな人っているのでしょうか?
キャンペーンの終了日に関しては今のところ未定とのこと。
このキャンペーンは、2019年8月30日から10月3日までにも実施していて、好評のため第2弾を実施することになったそうです。
前回のキャンペーンでは30歳未満の若年層の利用が特に多かったそうで、15~29歳ユーザーのメルペイ利用率が、キャンペーン開始前は30.3%だったところ、開始後は34.8%にまで上昇したそうです。
このキャンペーンのミソは、「メルカリ」アプリの登録者から招待コードを受け取るというところです。
この仕組みにより、ポイントを欲しいメルカリユーザー2216万人(ニールセン デジタル調べによる)の力を使える可能性があるわけですから。
paypayは相変わらず猛攻を仕掛けていますが、これを追う他社の動向から目が話せませんね。
国民的アイドル嵐が「AWA」のランキングを席巻!
2020年12月31日をもって活動を休止することを宣言している国民的アイドルグループ「嵐」の楽曲65曲が11月3日音楽ストリーミングサービス「AWA(アワ)」で配信されました。
【画像はAWAのWebサイトより】
そして驚くことに、配信楽曲65曲が、AWAの「THE HOT 100」(※1)の1位から65位までを配信開始からわずか25分で独占するという現象がおきました。
いやぁ、あいかわらずの人気ですね。
「AWA(アワ)」は、サイバーエージェントとエイベックス・デジタル株式会社の共同出資によるAWA株式会社が提供する、サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービスです。
嵐は、天皇陛下のご即位を祝う「国民祭典」の祝賀式典において、広場に設置された特設舞台で歌を披露していて、今とても話題性がありますから「AWA」の存在をPRするにはとても良いタイミングでした。
サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングは、電子マネー同様、覇権争いを繰り広げる企業が群雄割拠している状況ですから、他の音楽ストリーミング会社は悔しがったのではないでしょうか?
嵐が活動を休止するまであと約1年間。
ジャニーズ事務所としては残った期間でいかに収益を増大させるかという戦略を持っているでしょうから、今後こういった話題性のある企画をどんどん出してくるでしょう。
ジャニーズ事務所の今後の戦略展開を楽しみにしています。