強い言葉を書く方法

強い言葉を書く

広報・PRの仕事に携わる人は、そうでない人以上に「人に伝わる」「感情が揺さぶられる」「印象に残る」など、心を動かすエネルギーのある「コトバ」が書ける必要があります。

しかし

「自分が書いたコトバってなんか平凡でパンチがないなぁ~」

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで本日は、コピーライターである佐々木圭一氏の著書(佐々木氏は、日本人で初めて米国の広告賞 One Show Designを受賞した名コピーライターです)

「伝え方が9割」から

心を動かすエネルギーのある「強いコトバ」を書くための5つの技術をご紹介します。

1 ★サプライズ法

これは、伝えるコトバに「驚きワードを作る方法」です。

一番簡単なのが「!」を付ける方法です。

「好き」より「好き!」の方が強いです。

「かつどん」より「かつどん!」

「!」が付いている方が何か主張したいということが伝わります。

他には

「びっくり~」「そうだ~」「ほら、~」「実は、~」「凄い、~」「信じられない、~」「あ、~」など。

「今日はいい天気」を上記に記載した言葉を使って強いコトバにしてみましょう。

「びっくり、今日はいい天気」「実は、今日はいい天気」「信じられない、今日はいい天気」「あ、今日はいい天気」

また、サプライズ法を使った有名なコピーに「そうだ京都行こう」というのがありますね。

「京都行こう」では平凡すぎます。

強い言葉を書く方法

2 ★ギャップ法

ギャップ法はスタート地点を下げ、言いたい意味に、ギャップを付ける方法です。

例えば

「あなたが好き」⇒「嫌いになりたいのに あなたが好き」

「これは、あなたの勝利だ」⇒「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」
(オバマ大統領の有名な言葉)

ギャップ法を作る手順は次のとおりです。

  1. 最も伝えたいコトバを決める
  2. 伝えたいコトバの正反対のワードを考え前半に入れる
  3. 前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める

「ここのラーメン旨い」をギャップ法で強いコトバにすると

「他の店が まずく感じるほど ここのラーメン旨い」

3 ★赤裸裸法

佐々木氏によれば「赤裸裸法」は、コトバに体温を感じさせ、ときに詩人のようなニュアンスを作り出すことのできる方法とのことです。

平凡なコトバを赤裸裸法を使い、強いコトバにする方法は、まず自分の感覚に向き合い、人間として当たり前だから今までコトバにしなかったものを、あえてコトバにするということです。

例えば「人に好き」というときの自分の体がどう反応しているか考えます。

「顔がどうなるか」⇒「顔が赤くなる」

「のどはどうなるか」⇒「カラカラになる」

「くちびるはどうなるか」⇒「震える」

これらのどれを使ってもOKです。

例えば、「震える」を使って強いコトバにすると

「くちびるが震えてる、あなたが好き」

となります。

4 ★リピート法

リピート法は簡単です。伝えたい言葉を繰り返すだけ。

ヒット曲の95%がこのリピート法を使用しているとのことです。

例えば

遠く 遠く離れていくエボシライン~♪
(サザンオールスターズ 「希望の轍」)

LOVE LOVE 愛を叫ぼう~♪
(Dreams Come true 「LOVE LOVE LOVE」)

会いたくて 会いたくて 震える~♪
(西野カナ 「会いたくて 会いたくて」

有名なところでは

「人民の、人民による、人民のための政治」

だれでも知っている言葉ですね。

「うまい」より「うまい うまい」

「今日は暑い」より「今日は暑い暑い」

簡単ですね!

5 ★クライマックス法

クライマックス法は、あなたが伝えたいと思っている相手に「これから重要な話が始まるんだ、聞いておかなくては」と思わせて集中力をこちらに向かせる技術です。

クライマックス法を使って強いコトバを作るには伝えたい話の前に次のようなコトバを加えます。

「ここだけの話ですが、~」「他では話さないのですが、~」

「誰にも言わないでくださいね、~」

「これだけは、忘れないでください、~」

「一言だけつけくわえますと、~」

「ワンポイント・アドバイスですが、~」

「3つのコツがあります、1つ目が、~」

「私はカレーが好きです」をクライマックス法で強いコトバにすると

「ここだけの話ですが、私はカレーが好きです」

いかがでしたでしょうか?

ここで紹介した5つの技術は、簡単に使うことができます。

普段のコトバがかなり変わるはずです。

明日から早速応用してみてくださいね。

※強いコトバを書く方法 参考書籍
「伝え方が9割/佐々木圭一著」ダイヤモンド社

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